Q&A
病気について
  • 子宮筋腫はどんな病気ですか?
  • 子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍です。主に30〜40歳代の女性に見つかり、成人女性の20〜30%は子宮筋腫を持っていると言われています。
  • 子宮筋腫の症状は?
  • 月経困難症や過多月経が主な症状です。また、筋腫が大きくなると、便秘や頻尿、腰痛などの症状が出ることもあります。
  • 子宮筋腫の種類によって症状は異なりますか?
  • 子宮筋腫がどこにできるかによって症状は若干異なりますが、最も多いタイプは筋層内にできる子宮筋腫で、主な症状は過多月経です。
  • 過多月経かどうか判断する方法は?
  • 月経量が以前より多くなったり(ナプキンを変える頻度が増えた)、月経期間が8日以上続いたりする場合は、過多月経の可能性があります。子宮筋腫の症状の一つは過多月経ですので、婦人科で一度検査を受けることをお奨めします。
  • 子宮筋腫は悪性化したりしますか?
  • 子宮筋腫は、悪性化することはありません。
  • 子宮筋腫の治療法は?
  • 子宮筋腫の治療法として、薬物療法と手術療法があります。薬物療法には、鎮痛剤で痛みを抑える方法とホルモン剤で筋腫を一時的に縮小させる方法があります。また、手術療法には、筋腫のみを摘出する方法と子宮を全部摘出する方法があります。
    子宮筋腫の詳細
  • 子宮内膜症はどんな病気ですか?
  • 本来、子宮内膜にしか存在しないはずの組織と似た組織が、子宮の表面や腹腔内のほかの臓器で増殖していく病気です。最近では、若い女性に子宮内膜症が増えてきています。
  • 子宮内膜症の症状は?
  • 不妊症と、月経困難症や骨盤痛(月経時以外の下腹部痛、腰痛、性交痛、排便痛)などの疼痛症状が主な症状です。中には、不妊だけでまったく痛みのない人もいますから注意を要します。
  • 月経困難症かどうか判断する方法は?
  • 痛みは他人と比較できず、その痛みが正常かどうか判断しにくいため、つい我慢してしまいます。しかし、月経痛が以前よりも増している場合や毎月鎮痛剤を飲まないと痛みが治まらない場合は、何らかの病気が痛みの原因かもしれません。気になる症状があらわれたら、ためらわずに専門医にご相談ください。
  • 子宮内膜症が原因で不妊症になることは?
  • 軽症例では腹腔内に様々な物質が増え、腹腔内の妊娠環境が悪化させます。また、重症例では癒着などが卵管に生じると卵管の通りが悪くなるため、妊娠しにくくなると考えられています。
  • 子宮内膜症の治療法は?
  • 子宮内膜症の治療法として、薬物療法と手術療法があります。薬物療法には、鎮痛剤で痛みを抑える方法、ホルモン剤で病巣部を一時的に縮小させる方法、低用量ピルで月経量を減らす方法があります。また、手術療法には、病巣部のみを除去する方法と子宮を全部摘出する方法があります。
    子宮内膜症の詳細
  • 卵巣嚢腫はどんな病気ですか?
  • 卵巣にできた腫瘍のうち、良性であたかも風船に水が溜まったような腫瘍を卵巣嚢腫と言います。
  • 卵巣嚢腫の症状は?
  • 一般に症状が無いのが特徴です。ただし、腫瘍が大きくなると、下腹部がでてきて気付くことや、茎捻転を起こした時には下腹部に激しい痛みが生じることがあります。
  • 卵巣嚢腫が大きくなる前に発見する方法はありますか?
  • 卵巣嚢腫は、婦人科検診の超音波検査などによって発見されることが多いようです。
  • 卵巣嚢腫の治療法は?
  • 卵巣嚢腫は稀に破裂・消失することがありますが、基本的には手術療法が必要です。ただし、元来症状のない病気ですので、定期的に検診を受けて大きくならなければ手術をしなくて済むこともあります。
    卵巣嚢腫の詳細
 
 
治療法について
  • 偽閉経療法はどんな治療法ですか?
  • 女性ホルモンの分泌を抑え、月経を止めることによって病巣部を縮小させる方法です。
  • 偽閉経療法で投与する薬には、どのような副作用がありますか?
  • GnRHアナログやダナゾールを投与した際、以下のような副作用が見られます。
    ・GnRHアナログ:のぼせ、ほてり、動悸、肩こり、吐き気 など
    ・ダナゾール:体重増加、にきび、多毛、血栓症 など

    上記副作用は、偽閉経療法を止めると消えます。
  • 子宮を全部取るとどうなりますか?
  • 妊娠・出産はできなくなりますが、卵巣を残してあれば女性ホルモンの分泌が保たれるため、女性らしさはなくなりません。また、性生活にも支障ありません。
  • 卵巣を取るとどうなりますか?
  • 卵巣は二つあるため、片方を摘出しても残した卵巣から正常どおりホルモンが分泌されれば特に問題はありません。ですが、卵巣を両方取ってしまうと、女性ホルモンの分泌がなくなります。そのため、更年期障害と同様の症状があらわれ、のぼせ、ほてり、発汗、動悸、肩こり、倦怠感、いらいら、不眠などの不定愁訴が挙げられます。
  • 腹腔鏡手術はどんな手術ですか?メリットは?
  • 腹部に小さな穴を数ヶ所開け、お腹の中を炭酸ガスで膨らませます。一つの穴からは腹腔鏡(内視鏡の一種)を挿入し、中の様子をモニター画面に大きく映し出します。別の穴からは器具を挿入し、病巣部を摘出します。

    腹腔鏡手術の主なメリットは以下の通りです。
    ・回復までの時間が短い
    ・入院期間が短い
    ・傷が小さい
    ・術後の痛みが少ない など
    手術療法の詳細
 
 
婦人科検診
  • 一般的な婦人科検診の流れを教えてください。
  • まず、患者さんの様子や訴え、過去の病気などについて問診をします。次に、内診にて子宮や卵巣の状態を確認します。更に詳しく調べるため、超音波検査や血液検査を行います。また、必要に応じてCT検査やMRI検査などの断層画像を撮ります。確定診断は腹腔鏡検査にて行い、場合によっては治療もその際にすることもあります。
  • 婦人科検診で経過観察と言われましたが、どれくらいの頻度で検診を受けた方が良いですか?
  • 経過観察の必要な病気によって異なりますが、一般に卵巣腫瘍ならば3ヵ月毎、子宮筋腫ならば6ヵ月毎のことが多いようです。しかし、症状に変化や心配事ができたら一度医師にご相談ください。
  • 婦人科がん検診は何歳から行くべきでしょうか?
  • 婦人科がん検診は、20歳から定期的に受診するようにしましょう。もし、不正出血など気になる症状があらわれたら、年齢を問わず婦人科に行かれることをお奨めします。
    検査法の詳細
 
 
その他
  • セカンドオピニオンとは?
  • セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師にも治療法の意見を求めることを意味します。
  • セカンドオピニオンを希望する場合、どのようなプロセスが必要ですか?
  • 言い辛いかもしれませんが、先ずは担当主治医にご相談ください。セカンドオピニオンを求める際に、今までの検査結果や治療などについての詳細情報を伝えられたほうが、より正確な診断と時間も短縮できます。もし、治療方針や説明に納得できない場合は、セカンドオピニオンについて一度相談してみても良いかもしれません。
    セカンドオピニオンの詳細